中国で最もホットな商品株に売り圧力も-価格抑制策への警戒強まる

  • 商品株のボラティリティーは16年4月以来の高水準
  • 政策の不透明感が取り除かれるまで商品株を避けるべきだと万聯証券

中国の株式市場で好調なパフォーマンスを示してきた商品株の動きが、次第に不安定になりつつある。原材料価格の抑制策が講じられる可能性を巡る警戒の高まりが背景にある。

  27銘柄で構成するCSI300素材株指数は23日に一時2.4%下落。同指数の1カ月物ボラティリティー指標は2016年4月以来の高水準となった。中国鋼鉄工業協会が鋼材価格の上昇が続くことはないとの見通しを示したほか、中国稀土行業協会がレアアース(希土類)価格安定に向け備蓄の一部を売却するよう政府に提言したと業界サイトが伝えた。

ブルームバーグのスティーブン・イーグル記者が「ブルームバーグ・マーケッツ」で中国で最もホットな株式についてリポート

  鉄鉱石先物から卵に至るまであらゆる商品価格が値上がりする中で、下期に入ってからの同指数の上昇率は14%と、CSI300指数の5倍のペースとなっている。
  

  万聯証券のアナリスト、胡紅偉氏は23日付のリポートで、「当局による強力な抑制策が講じられれば、商品株への売り圧力が強まる可能性がある。政策の不透明感が取り除かれるまでは、投資家は商品株を避けるべきだ」と分析した。

原題:Crackdown Risk Has China’s Hottest Stocks Looking Vulnerable (1)(抜粋)

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