ミレニアル世代で男女間の賃金格差広がる-2016年の米統計示す

  • 週給(中央値)、25-34歳で男性1ドルに対し女性89セント弱
  • 11年には女性は92セントまで増えていた-労働統計局データ

A young female Asian employee writes notes on glass window in meeting room.

Photographer: Kelvin Murray/Getty Images

米国で25-34歳の年齢層で男女間の賃金格差が拡大している。米労働省の労働統計局が示す2016年のデータは、ミレニアル世代が中心のこの年齢層では、男性が1ドル稼ぐのに対し、女性は89セントを若干下回る水準。11年には92セントまで増えたが、16年は週給(中央値)で男女間の開きが7年ぶりの大きさとなった。

年齢層別の賃金格差の推移

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  35-44歳と45ー54歳の年齢層では、男性と比べずっと低かった女性の賃金が着実に伸びている。ミレニアル世代の男女間賃金格差は、年上の世代よりも小さいものの、男性との比較において女性の教育水準が一段と高まっていることを踏まえると、格差拡大は予想外の結果だ。

  男性の賃金低迷が続いていたことが、一定の説明になるかもしれない。ワシントンにある経済政策研究所のシニアエコノミスト、ハイディ・シャーホルツ氏は「ずっと低調だった男性の賃金が今は比較的好調だ」と話している。同氏はオバマ前政権で労働省のチーフエコノミストを務めていた。
原題:Millennial Women Are Losing Ground in U.S. Race for Equal Pay(抜粋)

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