バンガード、債券ETFでファンド・オブ・ファンズ方式初めて採用へ

米資産運用会社バンガード・グループは上場投資信託(ETF)の分野で新たな勝負を仕掛ける。しかも、極めてバンガードらしい手法を駆使する。

  当局に提出された文書によると、運用資産4兆4000億ドル(約480兆円)を抱えるバンガードは「トータル・コーポレート・ボンドETF」の承認を求めている。このETFは個別の債券でなく、バンガードが販売する他の債券ETFに投資する「ファンド・オブ・ファンズ」の形式をとる。バンガードがETFでファンド・オブ・ファンズ形式を採用するのは初めてで、新たなETFには同社の短期、中期、長期の社債ETFが組み入れられる。

  組み入れる債券ETFを自ら保有していることに加え、個別の債券に比べETFの方が売買が容易である利点を活用し、バンガードは新ETFの運用手数料やトレーディングコストを抑えることが可能だ。同社は発表文で、新ETFの経費率を0.07%と見積もっていることを明らかにし、今年10-12月に稼働させる見通しを示した。

原題:Vanguard Jumps on ETF-of-ETFs Bandwagon, the Vanguard Way (1)(抜粋)

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