中華航空株が急騰、アイフォーン特需が貨物事業に好影響との観測で

台湾最大の航空会社、中華航空は直近8営業日で株価が30%余り上昇し、時価総額は41億ドル(4500億円)程度拡大した。背景には、台湾にはアップル製「iPhone(アイフォーン)」の部品供給業者が多く、アップルによる部品発注で中華航空の貨物輸送が押し上げられるとの楽観的見方がある。

Photographer: Stefan Irvine/LightRocket via Getty Images

  プレジデント・キャピタル・マネジメントのアナリスト、ジン・チャン氏は「中華航空は貨物事業が堅調で、アップルの新型アイフォーン発売を9月に控え、電子部品の輸送需要は拡大するだろう」と指摘した。

  市場は中華航空の好調な業績を予想しており、先週には証券会社3社が投資判断を引き上げた。台湾には、台湾積体電路製造(TSMC)など、アップルとの取引が多い部品供給業者が数多くある。ブルームバーグがこれまでに報じた通り、アップルは「アイフォーン7」と「アイフォーン7プラス」の後継機と、最も高価格の新型アイフォーンの計3機種をこの秋、導入予定だ。
  
  23日の台湾株式市場で中華航空株は前日比4.7%上昇し、2015年8月以来の高値で取引を終えた。

原題:Bets on IPhone 8 Orders Turn Taiwan Airline Into Stock Superstar(抜粋)

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