ダイバーシティー(多様性)政策を社内文書で批判し解雇されたグーグル元社員の主張を、数字が反証した。

  職場の性別ダイバーシティー、とりわけ女性管理職の数的増加を支持する向きは、企業にとって恩恵があり業績向上にもつながると強調することが多い。ブルームバーグ・ターミナルの機能を使った分析では、少なくとも直近1年の業績を見る限りこの見方が裏付けられた。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、アジア太平洋地域で女性管理職の比率が高い上位25%の企業は平均4.6%の株主資本利益率(ROE)を記録。これに対し、女性管理職の比率で下位25%の企業の平均ROEは3.7%だった。

  女性登用は道義的な理由だけでなく、業績面でも有効だとの考えが投資家の間で広がっており、今回の数字はこのトレンドを反映している。性別ダイバーシティーに優れた企業で構成するMSCI日本株女性活躍指数(WIN)は今年のTOPIX上昇率に勝り、男女の平等性が高い世界的な金融企業の株価の動きを示すブルームバーグ金融サービス男女平等指数は年初来のリターンがS&P500の銀行株指数の2倍となっている。

原題:Looks Like Hiring More Women Bosses Really Does Pay Dividends(抜粋)

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