香港に根付いていた台風ジョーク通じず-珍しい直撃、警報レベル最高

香港はここ数年、台風の直撃を受けたことがほとんどなかった。香港の資産家、李嘉誠氏が目に見えない力を発揮して被害を防いでいるとのジョークがあるほどだ。市場の取引時間中に台風が襲来し、事業活動を混乱させるのを同氏が阻止していると言われてきた。

  そうした強運に陰りが見えた。香港天文台は23日、台風の警報レベルとして最も高い「シグナル10」を発令した。最高レベルの警報を出したのは1980年代の早い時期以降、今回で4回目にすぎない。強風が吹き荒れる通りにはほとんど人影はなく、普段は勤めに出る人たちも自宅待機を余儀なくされた。香港証券取引所は取引を終日中止した。

  天文台によると、40年代半ばから数えても香港を直撃した台風は十数個しかなく、地域を襲った台風の72個に1個の割合だ。

原題:Hong Kong’s Luck With Typhoons Runs Out as Hato Rattles City(抜粋)

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