米大統領:メディア批判を展開-バージニア州事件への自身の対応擁護

トランプ米大統領は22日夜、バージニア州シャーロッツビルで12日に起きた白人至上主義者らと反対派との衝突を巡る自分の立場をメディアがゆがめて報じたと述べ、怒りもあらわに自身の対応を力強く擁護した。

  大統領はアリゾナ州フェニックスの集会で行った演説で、大手報道機関は「不誠実」であり、「私が憎悪や偏見に強く反対すると語ったことを報道」するのを怠ったと非難した。

  トランプ大統領は1時間15分に及んだ演説のうち20分余りを、シャーロッツビルの暴力事件への自身の対応についての選別的な説明に充て、「多くの側」を非難した当初の発言や、白人至上主義者と一緒に行進する良い人々もいたとするその後の発言はなかったかのように振る舞った。

  大統領は、「分断を助長」しているメディアの役割に「異議を申し立てるときだ」と語り、「こうした扇動グループに露出の機会を提供している唯一の人々はメディア自体と偽ニュースだ」との主張を展開した。

  一方、不法移民と疑われる人々を標的とした交通取り締まりをやめるよう命じた裁判所の命令を無視したとして、侮辱罪で有罪となったアリゾナ州マリコパ郡のジョー・アルパイオ元保安官について、トランプ大統領は「彼は自身の職務遂行で」罰せられたと指摘。同元保安官を恩赦するよう呼び掛ける聴衆からの声に対し、「今夜はしない。論争を引き起こしたくないからだ」と答えつつも、今後の恩赦の可能性に含みを持たせた。

原題:Trump Assails Media in Angry Defense of Charlottesville Response(抜粋)

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