米コティ株、上場来の大幅安-ブランド統合進まず、損益が予想下回る

  • S&P500種株価指数の構成銘柄で値下がり1位
  • 4-6月の1株損益は収支均衡、予想は9セントの黒字

22日の米株式市場で米化粧品メーカー、コティの株価が4年前の上場以来の日中下落率を記録した。同日発表した4-6月(第4四半期)決算で、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)から取得した美容ブランドの統合が依然として難航していることが判明した。

  発表資料によると、4-6月の一部項目を除く1株損益は収支均衡。アナリストの予想平均は9セントの黒字だった。

  コティはP&Gから40種余りの美容ブランドを約125億ドル(現在の為替レートで約1兆3700億円)で取得。昨年完了したこの取引でコティは化粧品販売で世界3位となったものの、アイシャドーやリップスティックなどのカラー化粧品事業は低迷。4-6月の高級、専門家向け部門の実質売上高は増加したが、売上高全体の約半分を占める消費者向け部門は10%減少した。

  4-6月の売上高は22億4000万ドルに増加。アナリスト予想平均(21億6000万ドル)を上回ったが、最近取得したブランドによる押し上げ効果と為替変動の影響を除くベースでは3%減少。

  コティ株は一時18%安と、2013年6月の上場以来の大きな下げ。年初から21日の取引終了時点までに6.8%上昇していた。この日は9.4%安で取引を終了。S&P500種株価指数の構成銘柄で値下がり1位だった。

原題:Coty Slides Amid Challenges Integrating P&G’s Beauty Brands (2)(抜粋)

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