ブラジル株:ボベスパ指数反発、終値は11年以来高水準-民営化期待で

22日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反発し、前日比2%高の70011.25で取引を終えた。世界の主要株価指数の上昇をリードする形となり、終値ベースでは2011年1月以来の高水準だった。財政難を背景とした政府による民営化提案を受け、ブラジル中央電力の株価が20年余りで最大の上げとなり、公有企業株が物色された。指数構成58銘柄のうち上昇が49、下落が7、変わらずが2。

  ブラジル中央電力の議決権付株式(ELET3)は一時51%上昇し、日中の上昇率としては1994年8月以来最大だった。終値でも49%高と、指数構成銘柄で値上がり率トップ。 ブラジル鉱業・エネルギー省のパウロ・ペドロサ次官が、政府は保有する67%株式を売り出すことで最大200億レアル(約6940億円)を調達し得るとの見通しを示したことが材料となった。

  ブラジル政府によるこの予想外の民営化提案により、株主価値が浮上し同社の効率向上が図られるとの観測に加え、ミナスジェライス電力 (CEMIG)やパラナ電力(COPEL)なども後に続くとの連想からブラジルの電力セクター全体の力学が変わる可能性があるとアナリストらは指摘した。

  • CEMIG(CMIG4)は8.6%高、COPEL(CPLE6)は2.2%高で終了
  • 国有銀行株も買われた
  • 食肉加工のマルフリグ・グローバル・フーズが1.1%安で値下がり率トップ

原題:Brazil Leads Every Global Stock Market on Privatization Shocker(抜粋)

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