NY外為:ドル上昇、ジャクソンホール会合控えて薄商い

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22日のニューヨーク外国為替市場では主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が上昇。地合いが改善され、世界的に株が値上がりし、米国債利回りが上昇した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.5%上昇して1ドル=109円57銭。対ユーロでは0.5%高の1ユーロ=1.1762ドル。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。

  投資家は引き続きカンザスシティー連銀が今週後半にジャクソンホールで開く年次シンポジウムに注目している。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁など要人が参加する同シンポジウムを控えて、リスクある投資が抑制された。ドルは10カ国(G10)通貨の全てに対して上昇した。

  ロンドン在勤のトレーダーによると、この日の取引は低調かつ散発的で、「視界不良」だった。米税制改革で個人と企業の税負担を軽減する財源を確保する手段について、トランプ米大統領の上級顧問らや共和党議員らは共通の見解に達したとポリティコが事情に詳しい関係者5人の話を基に報じたことも、地合い改善に寄与した可能性がある。

欧州時間の取引

  公に話す権限がないとして匿名を条件に述べたトレーダーによると、邦銀による根強いドル買いがドルを109円超へと押し上げた。
  
  ユーロは対ドルでこの日の安値1.1745ドルを付けた。ジャクソンホールの講演でドラギ総裁は新しい政策は表明しないと報じられているが、景気動向やインフレ見通しに関しては避けられないとみられている。

原題:Dollar Gains, Recouping Monday Losses, Amid Muted Trading Flows(抜粋)
原文:Trump Team Is Said to Make Strides on Tax Reform Plan: Politico(抜粋)

(見出しを変え、相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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