米国債:大幅反落、税制改革で前進との報道で株価が上昇

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22日の米国債相場は活発な商いとなり、大幅反落。米国株が寄り付きから堅調を維持したことから、米国債は売られ、この日の安値付近で終えた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて2.21%。

  トランプ政権が税制改革に向け大きく前進したとのポリティコの報道が材料視され、リスク資産が早い時間から上昇。さらにドルが対円でしっかりの展開となったことが国債価格の下落に拍車をかけた。

  早い時間帯に償還年限の長い国債が比較的よく持ちこたえたことで、5年債と30年債の利回り差は一時99.2bpと、7月11日以来の水準に縮小した。

  共和党のマコネル上院院内総務は21日、ムニューシン米財務長官と共に参加したケンタッキー州でのイベントで「債務上限を引き上げない可能性はゼロだ」とし、上限引き上げを約束した。それでも債券市場には、米国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性を巡る懸念が根強い。10月に償還を迎える財務省短期証券(TB)レートは、連邦政府の資金が10月上旬から中旬に枯渇する可能性があるとの観測を反映している。

  BMOのストラテジスト、イアン・リンジェン、アーロン・コーリ両氏は22日付のリポートで「TB投資家のリスク解釈は全く異なっている」と指摘した。

原題:Treasuries Sell Off, Equities Gain as Tax Reform Seen Advancing(抜粋)
原題:Tax Talk Coincident Hard to Ignore as Debt Ceiling Draws Near(抜粋)
原題:Benchmark Treasury Bill Rates Rise After Soft 4-Week Auction(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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