米J&Jに460億円の賠償義務と加州陪審が認定-ベビーパウダー巡り

  • 3億4700万ドルの懲罰的損害賠償が含まれる
  • ミズーリ以外の州での陪審裁判は今回が初めて

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベビーパウダーが原因で卵巣がんになったとして62歳の女性が同社を相手取って起こした訴訟で、カリフォルニア州ロサンゼルス郡の裁判所の陪審は21日、J&Jに4億1700万ドル(約460億円)の賠償義務があると認定した。

  陪審は、タルク(滑石)原料の製品の使用に伴うリスクについて、J&Jと同社子会社が警告を怠ったと判断。認定された賠償義務には3億4700万ドルの懲罰的損害賠償が含まれる。

  J&Jのベビーパウダー問題を巡って州の陪審裁判がミズーリ州以外で行われたのは今回が初めて。ミズーリ州で過去2年に行われた裁判では5件のうち4件でJ&J側が敗れ、最高で1億1000万ドルの賠償義務を認定する評決が下された。

  J&Jの広報担当キャロル・グッドリッチ氏は、「J&Jのベビーパウダーの安全性は科学が裏付けており、われわれはそれに導かれている」と語り、評決を不服として控訴する方針を示した。

原題:J&J Loses $417 Million Talc Verdict in First California Case (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE