米国株:続伸、税制改革の動きが前進との見方-リスク選好強まる

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22日の米株式相場は続伸。1週間で最大の上げとなった。トランプ政権の税制改革への取り組みが大きく前進しつつあるとの見方が強まったほか、欧州株上昇の流れも引き継いだ。

  米税制改革で個人と企業の税負担を軽減する財源を確保する手段について、トランプ米大統領の上級顧問らや共和党議員らは共通の見解に達したと、ポリティコが事情に詳しい関係者5人の話を基に報じた。この日の市場の動きを見ると、リスク選好が強まったことが示唆される。

  S&P500種株価指数は前日比1%高の2452.51。ダウ工業株30種平均は196.14ドル(0.9%)上げて21899.89ドル。

  ナスダック総合指数は1.4%高。ナスダック100指数は1.5%上げた。

  S&P500種の出来高は30日平均を20%下回った。

  エバーコアISIのポートフォリオ戦略責任者、デニス・ディバッシャー氏は、世界の中央銀行は金融状況が引き締まり過ぎることはまったく望んでいないため、現在の市場では誰も大きくネガティブに傾いてはいないと述べた。

  S&P500種の業種別11指数では情報技術が1.5%高と最大の上げ。「FANG」銘柄と呼ばれるフェイスブックとアマゾン、ネットフリックス、グーグルも好調だった。

  このほかヘルスケア株なども買われた。個別銘柄ではバーテックス・ファーマシューティカルズやアレクシオン・ファーマシューティカルズ、リネジェロン・ファーマシューティカルズが高い。またペリゴやイーライ・リリー、ファイザーなども上げた。

  今週は特に重要な経済指標の発表がないことから、ワイオミング州ジャクソンホールでカンザスシティー連銀が主催する年次シンポジウムに注目が集まっている。同シンポジウムは24日に始まる。

原題:Stocks Rise as Political Tension Cools, Bonds Slip: Markets Wrap(抜粋)
原題:Tech, Healthcare Rise Amid Risk-On Tone for S&P 500: Sector Wrap(抜粋)
原題:Trump Team Is Said to Make Strides on Tax Reform Plan: Politico(抜粋)
原題:U.S. Stocks Rise Most in a Week on Signs Political Tension Eases(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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