米国株、薄商いの中で小幅に上昇-ジャクソンホール控え様子見

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21日の米株式市場では主要株価指数が3営業日ぶりに上昇。薄商いの中で方向感に欠ける展開だったが、引け際1時間に上昇しプラス圏で終えた。ジャクソンホールで開かれるカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムを控えて、様子見姿勢が強まった。

  ピーター・ゴーブズ氏らシティグループのアナリストは顧客リポートで、今週の重要イベントは24日にジャクソンホールで始まる中央銀行トップらによるシンポジウムだと指摘。「米国での全般的な低インフレ環境や、当局のバランスシート縮小が比較的早期に始まる可能性を踏まえると、市場の注目はイエレン議長に集まりそうだ」と述べた。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.1%高の2428.37。ダウ工業株30種平均は29.24ドル(0.1%)上げて21703.75ドル。

  S&P500種の業種別11指数では不動産が1.1%高と最も大きく上昇。一方でエネルギー指数は0.6%下げた。

  S&P500種の出来高は30日平均を20%下回った。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は13.2に低下した。前週末は14.3だった。

  ムニューシン財務長官はこの日、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社の運用マネジャーなどに支払われる「キャリードインタレスト」への税優遇措置について、雇用を創出する企業に対しては継続する一方で、ヘッジファンドマネジャーに対しては廃止する可能性があると述べた。

原題:U.S. Edge Higher, Dollar Declines as Bonds Rise: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Stocks Edge Higher as REITs Gain, Energy Declines(抜粋)

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