ゴールドマンが新たな「スター」採用へ、商品事業復活狙う-関係者

ゴールドマン・サックス・グループは、失敗続きのトレーディングで利益が落ち込んだ商品事業を立て直す計画の中心に、新しい「スター」となる人材の採用と新規顧客の引き入れを据えている。

  ゴールドマンは商品分野で著名なセールスやトレーディング担当者を何人か採用する計画だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。商品事業は約180人から成るが、経費節減でベテランに代わる新たな人材を補充してこなかったことが近年の業績低迷の原因だと認めたものだという。エネルギー、電力、金属、鉱山業界の企業顧客を引き付けるため投資銀行部門のバンカーの力も借りると、関係者が計画は未発表だとして匿名を条件に語った。

  取り組みはまだ成果を表すに至らず、商品事業は今四半期の最初の数週間に苦戦したと関係者1人が述べた。ゴールドマンは同事業のパフォーマンスについて数カ月にわたり検証しているが、その間に上場企業としての73四半期中で最悪の四半期業績を記録した。

  商品事業を含む債券部門は、ヘッジファンド顧客への依存を減らすために企業やロングオンリー戦略の資産運用会社を呼び込もうとしている。また、部門幹部らは同事業の人員とコスト、割り当て資本を減らす取り組みを一服させることを決めたと、事情に詳しい関係者1人が述べた。

  商品事業の戦略はトレーディング共同責任者の1人、 イザベル・イーレット氏が率いた検証の結果、打ち出された。同事業は6月下旬の取締役会で議題に上り、事業の規模や顧客、リスク管理が議論された。事業の再生に向けゴールドマンは、企業顧客との関係を持つ上級の営業担当者を採用する計画。投資銀行部門のバンカーらに商品事業の売り込みや、セールス・トレーディング部門の行員を企業の財務担当幹部らに紹介することも求めていると関係者2人が述べた。

ブルームバーグ・ニュースのスチュアート・ウォレス氏がゴールドマン・サックスの商品事業の計画について発言

(出所:Bloomberg)

原題:Goldman Sachs Is Said to Seek Stars to Revive Commodities Unit(抜粋)

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