株式投資家に恩恵、配当が4-6月に過去最高更新-通年も記録更新へ

  • 4-6月の配当は5.4%増加-ジャナス・ヘンダーソン
  • 配当成長は数年続いてきたが「流れはまだ続いている」-クルーク氏

インカムゲイン重視の投資家が、株式投資から恩恵を得ている。株価指数が過去最高値を更新した4-6月期に企業が支払う配当も最高となり、今後も増え続けそうだ。

  ジャナス・ヘンダーソン・グループが21日発表したリポートによると、4-6月の株式配当支払いは世界全体で前年同期比5.4%増えて4475億ドル(約48兆9500億円)。特に金融やテクノロジーのセクターで高い伸びが見られた。

  配当は2017年通年では過去最高の1兆2100億ドルに達すると予想され、これは前年比3.9%増。配当が再投資され成長がより強化されるとの前提に立てば、株式投資の長期リターンの約半分は配当が占めると、同リポートの執筆者アレックス・クルーク氏は指摘する。

  同氏は電話インタビューで、配当の意味合いは「かなり大きい」とし、「配当の変動度合いは業績の変動に比べてかなり小さく、それは株主にとって良いことだ」と述べた。

  配当が4-6月期に過去最高を更新した国は米国と日本、スイス、オランダ、ベルギー、インドネシア、韓国。クルーク氏は「特に米国では6、7年にわたって伸びが芳しく、欧州も追い付きつつある」とし、「この流れはまだ続いていると思う」と付け加えた。

原題:Stock Dividends Climb to Record High as Global Markets Rally(抜粋)

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