エスティローダー株上昇-18年6月通期の利益見通し、市場予想上回る

  • 「トゥーフェイス」などのブランド買収が新たな顧客呼び込む
  • 直販サイトや他社のネット通販での販売好調も寄与

老舗の米化粧品会社エスティローダーは流行のブランドを買収し、電子商取引事業を拡大してきたが、そうした戦略が奏功し始めている。

  18日の米株式市場でエスティローダーの株価は一時8.3%上昇し、2015年11月以来の大幅高となった。同社の18年6月通期の利益見通しが市場予想を上回ったことが寄与した。新ブランドが追い風となったほか、免税店や中国部門、ウルトラ・ビューティーなど専門店の力強さも一因だとしている。株価は年初から17日の取引終了時点までに29%上昇していた。

  ファブリツィオ・フリーダ最高経営責任者(CEO)は見通し改善について、「トゥーフェイス」や「ベッカコスメティクス」といった中小ブランドを取得し、若年層顧客のニッチな製品への需要に対応する同社の動きを反映したものだと説明。直販サイトや他社のネット通販での好調な売り上げも理由に挙げた。

  フリーダCEOは18日の発表資料で、「この1年間に築いてきた素晴らしいモメンタムが18年度も続くと予想している」と指摘。「力強い利益の伸びを実現する体制が整っている」と付け加えた。

  エスティローダーは18年6月通期の調整後1株利益を3.87-3.94ドルと予想。アナリストの予想平均は3.78ドルだった。売上高は8-9%増加が見込まれている。

  4-6月(第4四半期)の1株利益は51セントと、市場予想の43セントを上回った。売上高は28億9000万ドル(約3160億円)で、コンセンサス予想(28億6000万ドル)をやや上回った。

原題:Estee Lauder’s New Indie Brands Spark Brighter Sales Outlook (2)(抜粋)

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