米保険プルデンシャル、SIFI認定の取り消し模索-関係者

  • FSOCメンバーの当局者に、大統領がビジネスに理解ある人物起用
  • メットライフがSIFI認定無効との判断を勝ち取ったことも後押し

システム上重要な金融機関(SIFI)に認定されている米保険会社プルデンシャル・ファイナンシャルがSIFIの適用除外を目指している。同社の計画に詳しい関係者が明らかにした。対象から外れれば、同社に対する米当局の監督の度合いが大幅に下がることになる。

  最終決定が下されていないとして匿名を条件に語った関係者2人によれば、プルデンシャルは経営破綻した場合に金融システムを脅かし得る銀行以外の金融機関のリストから同社を除外するよう金融安定監視評議会(FSOC)に求める準備を進めている。

Prudential Financial Inc. 

Source: Bloomberg)

  トランプ大統領はFSOCメンバーを務める監督当局者にビジネスに理解のある人物を起用しており、プルデンシャルは好機到来とみていると関係者は話した。米財務省は来月にもプルデンシャルなど企業のSIFI認定を巡るこれまでの政府のやり方を批判する報告書を公表する見通しで、同社の認定除外に弾みがつく可能性がある。

  同業のメットライフが昨年、連邦地裁からSIFI認定が無効との判断を勝ち取ったこともプルデンシャルを後押しする要因になっている。SIFIと認定されている銀行以外の金融機関はアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)とプルデンシャルの2社のみ。

原題:Prudential Is Said to Plot Its Escape From Fed’s Tough Oversight(抜粋)

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