ゴールドマン、つなぎ融資事業を拡大-アマゾンなどの買収案件追い風

米ゴールドマン・サックス・グループは長期にわたり、買収助言事業で支配的な地位を占めてきた。このことがついに、買収案件に資金を提供する取り組みでの成功につながっている。

  ゴールドマンは今年の大型買収案件のうち2件に短期つなぎ融資を提供した。米ディスカバリー・コミュニケーションズのスクリップス・ネットワークス・インタラクティブ買収とアマゾン・ドット・コムのホールフーズ・マーケット買収だ。米国企業が関わる大型案件が1年前から3分の1減少する中で、つなぎ融資が重要な分野となっている。

  ゴールドマンは7月にスクリップス買収を発表したディスカバリーに96億ドル(約1兆550億円)を提供。その前月にはアマゾンの137億ドルでのホールフーズ買収に資金を提供した。これらは米医療機器メーカーのベクトン・ディッキンソンによるC.R.バード買収向けにシティグループが4月手配した157億ドルのつなぎ融資に次ぐ規模だ。

  ゴールドマンは以前、JPモルガン・チェースやシティグループのような大規模な預金基盤がなかったため、迅速に多額の支出を必要とするつなぎ融資のような事業を支える資金を持ってなかった。ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)が2008年に取得した銀行免許を活用して預金獲得を図ったことが変化のきっかけとなった。

原題:Goldman Builds Bridge-Loan Business With Amazon, Discovery (1)(抜粋)

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