シスコ:8-10月期も減収見込む-ハード依存からの脱却に苦戦

  • 5-7月期は前年同期比で7四半期連続の減収
  • ロビンズCEOはソフトウエアとサービス事業強化に取り組んでいる

シスコシステムズは16日、8-10月(第1四半期)も減収が続くとの見通しを示した。同社はネットワーク業界の変化に対応するため、自社の改革に取り組んでいる。

  シスコによると、8-10月期は前年同期比で最大3%の減収となる見通し。これは売上高が最小で119億8000万ドル(約1兆3200億円)にとどまる可能性を意味する。アナリストの予想平均は121億ドルとなっていた。純利益は1株当たり48-53セントを見込む。アナリストの予想平均は52セント。

  チャック・ロビンズ最高経営責任者(CEO)は、ハードウエアへの依存を下げるためソフトウエアとサービス事業の強化を目指しているが、成果を上げるには時間がかかるため、移行期間の取り組みが売り上げ全体の伸びに響いている。同社は依然として売り上げの大半を高価格のハードウエアから得ており、業界がより割安なソフトウエアベースのネットワークに移行する中で、同社は厳しい状況に置かれている。

  シスコの株価は16日の通常取引を32.34ドルで終え、その後の時間外取引では下落している。年初からの騰落率はプラス7%。これに対しナスダック総合指数はプラス18%となっている。

  5-7月(第4四半期)の利益は24億2000万ドル(1株当たり48セント)、売上高は4%減の121億ドルだった。前年同期比で7四半期連続の減収となった。ブルームバーグが集計したデータによると、アナリストの予想平均は1株利益が51セント、売上高は120億6000万ドルだった。

原題:Cisco Forecasts Show Robbins Turnaround Hasn’t Restored Growth(抜粋)

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