中国中銀の外貨買いポジション、小幅な縮小-ドル売り介入抑制か

中国人民銀行(中央銀行)のバランスシート上の外貨買いポジションは7月も縮小したが、縮小幅は2015年以降で最も小さかった。人民元が上昇し、資本流出が和らぐ中で、中国当局が元を支えるためのドル売りを控えたことが示唆された。

  人民銀が16日発表したデータによれば、外貨買いポジションは前月比46億元(約760億円)減の21兆5000億元。ドル安が進む中、人民元は7月まで月間ベースで3カ月続けてドルに対して上昇。中国の外貨準備高は7月も増え、14年以来の長期連続増加を記録した。

  オーバーシー・チャイニーズ銀行の謝棟銘エコノミスト(シンガポール在勤)は「朗報だ。クロスボーダーの資金の流れがほぼ均衡し、人民銀の介入が少なくなったことを示す。人民元の自律的な上昇が長く続けば、本土への資金流入が間もなく見られるかもしれない」と述べた。謝氏は年末時点の元相場を1ドル=6.68元と予想している。

原題:China Sells Fewer Dollars to Support Yuan as Outflows Ease(抜粋)

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