米シェール企業がOPEC打ち負かす、40ドルでも生き残り-米シティ

  • OPECの収入減につながる戦略は「持続不可能」:モース氏
  • 原油が40-45ドルでも米企業は供給過剰拡大につながる生産可能

米国のシェールオイル企業と石油輸出国機構(OPEC)が供給過剰となっている原油市場で競合する中、米シェールオイル企業が優位に立つとの見方を、米シティグループの商品調査責任者、エド・モース氏が示した。

  モース氏は15日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、OPECと他の協調する産油国は減産によって原油価格を押し上げてきたかもしれないが、各国はその過程で収入を失っており、そうした立場は「長期的には持続不可能だ」と指摘。一方、米シェールオイル企業は原油価格が1バレル=40ドルでも生き残れるよう適応していると述べた。

モールス氏は米シェールオイル企業がOPECより優位に立つ理由を説明する

出所:ブルームバーグ

  モース氏は「結局、市場が勝ち、シェールオイルが勝つだろう」と予想。「価格が40-45ドルの水準なら掘削が可能で、世界全体の供給過剰は膨らむ」との見通しを示した。

  OPECとロシアなど産油国による減産は世界の供給過剰解消をもたらしてはおらず、ロンドン市場の北海ブレント原油価格は今年に入って約12%下落し、50ドル近辺で取引されている。米シェールオイル企業は掘削を増やしており、生産は来月、過去最高水準に達する見通しだ。

原題:Shale Will Beat OPEC as U.S. Oil Thrives at $40, Citigroup Says(抜粋)

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