トランプ大統領、バージニア州の暴動は「双方の側」に責任

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米バージニア州で先週末起きた白人至上主義者と反対派の衝突について、トランプ大統領が「双方の側」に責任があるとして両者を同等に扱ったことに対し、共和党内からも批判の声が高まっている。

  マケイン上院議員は「人種差別主義者と、憎悪や偏見に立ち向かう米国民が倫理的に同等であるはずない」とツイッターに投稿、「米国の大統領ならばそう明言するべきだ」と続けた。

  下院共和党の最高幹部であるライアン下院議長、マッカーシー下院院内総務さらにスカリス下院院内幹事はいずれも直ちに白人至上主義者に対する非難をあらためて表明したが、トランプ大統領への直接非難は避けた。

  トランプ大統領は15日にニューヨークで記者団に対し、「一方のグループにも非があったし、もう一方のグループも非常に暴力的だった。誰もそのことを言いたくはないが、私は今はそれを指摘する」と述べ、反対派が「もう一方のグループを激しく攻撃してきた」と付け加えた。

  大統領はトランプタワーのロビーで、リベラル派やメディアが自身の立場をゆがめて伝えたと激しく非難した。バージニア州での暴動について2日間待った上で白人至上主義者を非難したことについて、まず事実関係を把握する必要があったからだと弁明し、「声明を出すのを慌てたくはない。声明を出す際には正確でありたい」と述べた。

原題:Trump Drags GOP Onto Dangerous Ground, This Time Over Race (1)(抜粋)
Trump Pivots Back to Blame ‘Both Sides’ for Virginia Melee (1)(抜粋)

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