米大統領:辞任の製造業諮問委員は職務を真剣に受け止めてない

更新日時
  • 大統領はあらためてバージニア州騒動の責任は双方にあると主張
  • 米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)議長も辞任表明

トランプ米大統領は15日、製造業諮問委員の辞任が相次いでいる問題について、辞任した経営者は諮問委員という職務を真剣に受け止めていないと批判した。バージニア州シャーロッツビルで12日に白人至上主義者らが開いた集会で発生した反対派との激しい衝突の波紋が米社会に広がっている。

トランプ大統領とメルクのフレージャーCEO

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  トランプ大統領はニューヨークのトランプタワーでの記者会見で、「この職務は米国に関するものであるのに、彼らは自分の職務を真剣に受け止めていない」と発言。「あなた方が話題にしているこれらの人たちの一部は米国外にいて、米国外で多くの製品を生産している。メルクがその例だ」と語った。

  大統領はまた、南北戦争時に南部諸州軍を率いたリー将軍の像撤去計画への抗議デモをしていた白人至上主義者らと反対派は、1人の死者を出した騒動の責任を共に負っているとあらためて主張した。

  14日から15日にかけて、トランプ大統領の製造業諮問委員会のメンバーである米製薬会社メルクのケン・フレージャー最高経営責任者(CEO)、スポーツ用品メーカー、アンダーアーマーのケビン・プランクCEO、米半導体メーカー、インテルのブライアン・クルザニッチCEO、米国製造業同盟のスコット・ポール氏が辞任を表明。さらに15日遅く、米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)のリチャード・トラムカ議長はAFL・CIOが製造業諮問委員会を脱退すると、ツイッターに投稿した声明で明らかにした。

原題:Trump Says CEOs Quitting Panels Aren’t Taking Jobs Seriously (2)(抜粋)

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