米家計債務の増加、現在の景気拡大局面で最速ペース-NY連銀統計

米国の家計債務がこの1年間で増加したペースは、現在の景気拡大局面で最速だったことがニューヨーク連銀の統計で明らかになった。

  15日公表の統計によると、米家計債務残高は6月までの1年で4.5%増加して12兆8400億ドル(約1420兆円)。住宅ローン債務は3.9%増、クレジットカード債務は7.5%増と、いずれも2008年以来の高い伸びだった。自動車ローンと学資ローンの債務残高も増加した。

  4-6月(第2四半期)は、30日以上返済が延滞したローンの比率が4項目全てにおいて上昇した。返済延滞率が最も高かったのはクレジットカード債務の6.2%(前年同期は5.1%)。

  ニューヨーク連銀のシニアバイスプレジデント、アンドリュー・ホーワウト氏は発表文の中で、「クレジットカード債務の返済延滞率は比較的低水準ながら、ここ1年で目立った上昇が見られた」と指摘。「現時点のカード債務の延滞が将来の傾向を知らせる兆候なのかもしれず、この上昇が将来消費者に苦痛をもたらすことをどの程度示すのかを注視していく」とした。

原題:U.S. Households Borrow at Fastest Pace of Expansion, Fed Says(抜粋)

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