ゴールドマン、エンジニアの報酬アップ-シリコンバレー人材争奪戦

  • グーグルやフェイスブックと張り合い、新卒プログラマーにアピール
  • 服装規定を緩め、人気の高い大型曲面モニターを発注

ゴールドマン・サックス・グループは技術者争奪戦に本格的に乗り出した。同社はグーグルやフェイスブックといったシリコンバレーの人気企業と張り合って、大学を卒業したばかりのプログラマーの報酬を最近引き上げた。またエンジニア採用責任者というポストを新設し、モバイル決済を手がけるスクエアからアンドルー・トラウト氏を迎え入れた。

  今年からゴールドマンの最高情報責任者(CIO)に就いたエリシャ・ウィーゼル氏は、どうすれば職場での満足度が上がるか社員に調査し、その結果を踏まえてエンジニアの服装規定を緩め、多くの社員が欲しがっている大型曲面スクリーンのモニターを発注した。

  若いプログラマーにとってウォール街はシリコン・バレーほど報酬が高くないことが少なくなく、職務環境も比較的窮屈だと受け止められている。金融危機の後に大人になった若者にとってのウォール街は、単純にあまり格好の良い職場ではないようだ。

  ウィーゼル氏は報酬増額について具体的な話を控えたが、求人求職サイトのグラスドアによればだいたいの状況が分かる。ニューヨーク採用の新卒エンジニアの基本給は年間約8万3000ドル(約920万円)、ボーナス約1万2000ドルだったが、これが新しい方針に基づいて基本給10万ドル超に引き上げられ、ボーナスも増額される可能性が高い。

原題:Goldman Adds Pay, Perks in Silicon Valley War for Tech Talent(抜粋)

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