チューダーとブレバン、MiFID免許返上-新たな規制の影響回避へ

資産家のポール・チューダー・ジョーンズ氏が創業したヘッジファンド運営会社チューダー・インベストメントと、同業のブレバン・ハワード・アセット・マネジメントは、欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第1次金融商品市場指令(MiFID)のライセンスを返上した。これにより来年1月の第2次金融商品市場指令(MiFID2)施行に伴う影響を回避できる見通しだ。

  監督当局への届け出によれば、その一方で、チューダーとブレバンはEUのオルタナティブ投資ファンド運用者指令(AIFMD)のライセンスを取得した。2013年から続くAIFMDについては、一部のファンドマネジャーがMiFID2と比べて負担が少ないと考える可能性がある。

MiFID2とは-QuickTake

  EUの金融市場の透明性向上を目的とするMiFID2は、取引を記録する方法からリサーチ費用の支払いに至るまであらゆる範囲に及び、順守義務を負うファンド運営会社や銀行、証券会社は、ビジネスの抜本的な見直しを迫られる。

  英紙フィナンシャル・タイムズ(オンライン版)が先に報じたMiFIDライセンスの返上について、チューダーとブレバンの広報担当者は、いずれもコメントを控えている。

原題:Tudor, Brevan Howard Drop MiFID Licenses to Opt Out of New Rules(抜粋)

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