クオンツマネジャー:企業収益で株式上昇継続へ-米朝対決リスク克服

  • QMAのキャンベル氏:地政学リスクで過度な弱気は報われない
  • 米金融当局は政策引き締めで漸進的アプローチ継続へ

QMAのポートフォリオマネジャー、エド・キャンベル氏は、北朝鮮と米国の首脳による対決も辞さない発言にやる気をそがれるよりも、企業収益の成長に株式投資家は目を向けるべきだと述べた。

  キャンベル氏は14日のブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、株式相場の上昇は政治的なサプライズに長年持ちこたえており「地政学リスクについて過度に弱気になっても報われてはいない」と述べ、「脅威が差し迫ったように見えない限り、市場は無視しがちだと思う」と指摘した。

  S&P500種株価指数は先週、トランプ米大統領が北朝鮮に対し「炎と怒り」に見舞われると警告したことから急落。金正恩朝鮮労働党委員長は米領グアムへのミサイル発射も辞さない考えを示した。ただ同指数は14日、米国の国家安全保障当局者が核戦争が近いとの懸念の払拭を図ったのを受けて1%上昇した。 

  キャンベル氏は市場が確率の低い事象のコスト分析に苦戦する傾向があるため、伝統的な尺度に注目する方が賢明だろうと指摘。「頻度の高い経済指標や企業収益の力強い伸びに注目すると、再び好調な決算発表シーズンとなっている」と述べた。また、米金融当局が政策引き締めで漸進的アプローチを取り続ける可能性が高いことも、株価に一層の支援材料だとした。

  QMAはプルデンシャル・ファイナンシャルの資産運用部門PGIMの傘下にあり、1300億ドルを運用。機関投資家の投資機会を見極めるため数学的モデルやソフトウエアを駆使している。

  

Campbell comments on the market.

Daybreak: Americas." (Source: Bloomberg)

原題:Quant Manager Says Bet on Rally Outlasting North Korea Bluster(抜粋)

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