NY原油(14日):5週間ぶり大幅安、中国統計が需要不安を裏付ける

14日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反落し、約5週間ぶりの大幅安となった。リビア最大の油田で安全問題のために生産が大幅に減少したものの、中国での製油活動低下による影響の方が大きかった。外国為替市場でドルが堅調になったことも、価値保存手段としての商品投資の妙味を低下させた。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は電話取材に対し、「ドルには力強さが見られるし、今のところは弱気派に有利な材料の出方になっている」と発言。「けさの中国統計では7月の製油活動が低下しており、需要減速という不安を裏付けている。これがリビア減産による影響を相殺している」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前営業日比1.23ドル(2.52%)安い1バレル=47.59ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.37ドル下げて50.73ドル。

原題:Oil Falls by Most in Five Weeks Amid Fear of Chinese Demand Drop(抜粋)

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