欧州株:1カ月ぶり大幅高、北朝鮮情勢の緊張緩和で-RWE高い

14日の欧州株式相場は1カ月ぶり大幅高となった。米国と北朝鮮の対立を巡る懸念が和らいだことが背景にある。

 指標のストックス欧州600指数は前週末比1.1%高の376.16で終了。業種別19指数全てが上昇し、公益事業と不動産の上げが目立った。先週11日にストックス600の5月高値以来の下げは6.1%に拡大していた。「炎と怒り」に直面すると警告した後、トランプ米大統領は北朝鮮に米領グアム近くへのミサイル発射を実施しないよう通告した。

  ポンペオ中央情報局(CIA)長官とマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日の別個のインタビューで、北朝鮮への強硬姿勢を支持しつつも米国民の不安を喚起しないよう、戦争勃発の兆候は認められないと語った。

  個別銘柄では、ドイツのエネルギー企業RWEが2%高と、6月以来の高値に達した。ガス発電事業の収益改善に伴い、通期利益が自社予想レンジの上限になるとの見通しが好感された。

  HSBCホールディングスのストラテジストらは、欧州株が今年後半に調整局面入りする確率が高まっていると指摘。MSCI欧州指数の高値からの下落率は約1年1カ月にわたり10%を超えていない。これは2009年3月以降で2番目に長い上昇局面。

原題:Europe Stocks Rise Most in a Month as Geopolitical Tensions Ease(抜粋)

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