トランプ米大統領は米国の瀕死(ひんし)の原子力産業を再生すると誓った。問題を抱えるジョージア州の原子力プロジェクトの支持者らは大統領に誓いを証明してもらいたい考えだ。

  事情に詳しい複数の関係者によると、支持者らはサザンのボーグル原子力発電所の原子炉2基の建設プロジェクトについてトランプ政権に支援を求めており、同原発を手掛ける企業に対する連邦債務保証83億ドル(約9000億円)の支払い増額もしくはスピードアップも含まれる可能性があるという。関係者は協議中だとして匿名を条件に語った。

  ジョージア州の公共サービス当局者は米国で建設中の原発としては最後の同プロジェクトについて説明するためワシントンを訪問した。サザンは議会スタッフを建設現場に招いた。同社は議会に原発の税控除延長も求めている。

  サザンは月末までにジョージア州当局に対し、建設計画を継続するかどうかを伝える予定で、連邦政府の支援が極めて重要になる。同社は先週、原子炉建設完了のためのコストの自社負担が東芝から保証された支払い17億ドルを除くと115億ドルとなる見通しを示していた。同プロジェクトにおけるサザンの権益が46%であるため、原子炉2基の建設費総額は250億ドルとなる。

  ただ、ペリー米エネルギー長官はサウスカロライナ州で建設中だったスキャナの原子炉への30億ドルの支援要請を却下した後だけに、連邦政府がどの程度支援するかは不明。

原題:Troubled Georgia Nuclear Project Is Said to Seek Trump’s Aid (1)(抜粋)

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