エクイスの資産売却、拘束力ある提案を9月下旬までに求める-関係者

  • 三菱商と組むアイスクエアドやオリックスが残っていると関係者
  • 中国の国家電力投資集団と仏エンジーは断念

発電事業を手掛けるシンガポールのエクイス・エナジーは、再生可能エネルギー事業の売却に向けて9月下旬までに拘束力のある買収案を求めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、エクイスが保有するアジア太平洋の資産ポートフォリオ取得で次の段階に進むことが認められた候補の一角に、米インフラファンド運用会社アイスクエアドキャピタルが率いるコンソーシアムが含まれている。アイスクエアドはタイの発電事業者EGCOや三菱商事と連携しているという。

  また、オランダの資産運用会社APGグループや英・オランダ系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルと組むオリックスも次の提案を提出するよう要請されたと関係者は話した。買収案を検討していた中国の国家電力投資集団(SPIC)とフランスのエンジーは取得を断念したという。

  エクイスは売却対象のポートフォリオについて、債務を含め40億ドル(約4370億円)超の評価を目指していると関係者は先に明らかにしていた。エンジーとエクイス、オリックス、シェルの広報担当者はいずれもコメントを控えた。三菱商事の担当者はコメントできないと回答。SPICの担当者にコメントを求めたが、返答はなかった。アイスクエアドとEGCOはいずれも現時点でコメントできないと話した。

原題:Equis Is Said to Seek Binding Bids for $4 Billion Power Assets(抜粋)

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