欧州株(11日):3日続落、週間で9カ月ぶり大幅安-地政学リスクで

11日の欧州株式相場は3営業日続落。米国と北朝鮮の緊張でボラティリティが急激に高まり、指標のストックス欧州600指数は週間ベースで昨年11月以来の大幅安となった。

  ストックス600指数は前日比1%安の372.14と、2月以来の安値で引けた。トランプ米大統領が北朝鮮に対する警告を強めたことを背景に、3日間の下落率は2.8%となった。ユーロ・ストックス50指数の急落に備えた保険の役割をするオプションの指標であるVStoxx指数は、2.1%上昇し4月以来の高水準に達した。

  ストックス600指数を構成する業種別19指数はほぼ全面安。このうち基礎資源は2.6%下落。鉄鉱石と鉄鋼相場の下落を背景に、英豪系リオ・ティントとスイスの資源商社グレンコアが大きく下げた。製鉄会社アルセロール・ミタルは4.5%値下がり。

  英家電販売のディクソンズ・カーフォンは7.2%急落し、2013年10月以来の安値を付けた。モバイル市場を巡る懸念から、アナリストらは同銘柄の売りを推奨した。  

原題:European Stocks Drop Most in 9 Months This Week on Geopolitics(抜粋)

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