香港株(11日):下落、ハンセン指数は今年最大の値下がり

  • 構成銘柄の中でテンセントと香港取引所が大きく下げる
  • ハンセンH株は1.9%安、本土の上海総合は1.6%下落

11日の香港株式相場は下落し、ハンセン指数は昨年11月以来の大きな下げとなった。トランプ米大統領が北朝鮮に対する圧力を強めたことが懸念された。

  ハンセン指数は前日比2%安の26883.51で終了。週間下落率は2.5%と、昨年12月半ば以来の大きな下げ。上昇銘柄に対する利益確定の動きから、テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)は4.9%下げ、2016年2月以来の大幅安となった。自動車メーカーの吉利汽車(175 HK)と音響部品メーカーの瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディングス、2018 HK)も売られた。香港取引所(388 HK)は3日続落。

  ハンセン指数のオプション価格に基づくHSIボラティリティ指数は今週16%上昇と、週間ベースでは16年1月以来の大きな上昇を記録した。

  中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.9%安。本土市場では上海総合指数が1.6%下落した。両指数はいずれも今年最大の下げとなった。

  ミラボー・アジアのトレーディング担当ディレクター、アンドルー・クラーク氏は、「全ての投資家らが出口はどこかと叫んでいる」とし、「香港は売り一色か買い一色という相場になっている。小口顧客が大きな利益を得ている」と語った。

原題:Hong Kong Investors Rush for Exit in Biggest Stock Rout of 2017(抜粋)

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