VIXが3日間で62%上昇、米大統領選後の最高水準に-北朝鮮情勢で

大方の歴史的な基準から見れば、ここ3日間の米国株の変動はほとんど目立たない。ただ、8月に入るまでの異常な静けさと比較すると、変動の大きさは顕著だ。

  米国株の前例のない静けさは突然終了した。S&P500種株価指数は9日まで15営業日連続で0.3%以上の変動がなかったが、10日に売りが加速し、3日間での下落率は1.7%となった。これは、ここ9カ月間にピークから底までの下落率が3%を超えなかったことを踏まえると、ほぼ急落といっていいほどだ。

  10日の米株式相場は5月以来の大幅安。北朝鮮が脅しを続けるならば「炎と怒り」に見舞われることになるとトランプ米大統領が述べた後、下げが続いている。S&P500種が前日比1.5%下落した一方で、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は44%上昇し、3日間の上昇率は62%となった。VIXの終値が16を上回ったのは米大統領選挙以降初めて。

原題:62% VIX Surge on Korea Isn’t How Bulls Hoped August Would Start(抜粋)

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