香港株:下落、ハンセン指数は1カ月ぶり大幅安-北朝鮮リスクが重し

更新日時
  • ハンセンは九龍倉集団を中心に下げる、前日は14%急伸
  • 本土市場の上海総合は0.4%安、創業板指数も下げに転じる

10日の香港株式相場は下落。米国と北朝鮮の対立への懸念がくすぶる中、ハンセン指数は7月4日以来の大きな下げとなった。

  ハンセン指数は前日比1.1%安の27444.00で終了。一時は1.8%安まで下げた。

  香港取引所(388 HK)は1年ぶりの大幅下落。香港市場の売買増が持続する公算は小さいとして、同銘柄の投資判断を招商証券が「中立」から「売り」に引き下げた。九龍倉集団(ワーフ・ホー ルディングス、4 HK)は2011年以来の大きな下げとなる7%安と、前日の14%高から反転。ハンセン指数構成銘柄中で下落率トップだった。

  市場予想を上回る増益決算と特別配当実施を発表したチャイナ・モバイル(中国移動、941 HK)は一時6%近く上昇したが、その後勢いがやや鈍り2.8%高で引けた。

  中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.7%安。本土市場では上海総合指数が0.4%下落。小型株で構成する創業板(チャイネクスト)指数は今週初めて値下がりした。

  南華金融の岑智勇シニアストラテジスト(香港在勤)は「北朝鮮情勢は引き続き不安定だ。投資家らはリスクを抑え、最近の相場上昇後の利益確定に動いている」と話した。

原題:Hong Kong Stocks Slide Most in Month as North Korea Risk Weighs(抜粋)

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