投資銀バンカー賞与は20%以上の伸びも、トレーダー期待薄-年末予測

  • 報酬コンサルタントのジョンソン・アソシエーツが年末の予測を公表
  • ヘッジファンド全般も現状維持かごくわずかな伸びにとどまる見通し

ウォール街の投資銀行バンカーは今年のボーナスがかなり増えると期待できるが、トレーダーはほとんど伸びないか、全く上がらない状況に甘んじざるを得ない見通しだ。報酬コンサルタントのジョンソン・アソシエーツが9日公表した年末予測で明らかにした。

  市場の落ち着きが投資銀行のビジネスを後押しする中で、4-6月(第2四半期)は上位5行のうち4行で企業の合併・買収(M&A)助言や株式・社債の発行引き受けに伴う手数料が増加し、トレーディング業績の下降を補った。これに伴い、株式・社債の引き受けに携わるバンカーの年間ボーナスは10-20%以上伸びる可能性が高く、リテールおよびコマーシャルバンキングでは5-10%増えることが期待できそうだ。

  ジョンソン・アソシエーツの予想によれば、株式トレーダーの年間インセンティブ報酬は横ばいにとどまるか、最大5%減少する可能性がある。これに対し、債券トレーダーはやや健闘し、ボーナスは最大5%の伸びもあり得るという。ヘッジファンドも全般的に今年は現状維持かごくわずかな伸びにとどまる見込みだ。
 

原題:Banker Bonuses Seen Rising as Traders’ Payouts Likely Stay Flat(抜粋)

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