NZ中銀:政策金利を1.75%に据え置き-2年間は利上げ見込まず

  • インフレ鈍化や市場予想に届かない経済成長が背景
  • エコノミスト全員が据え置きを予想していた

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は10日、オフィシャル・キャッシュレートを過去最低の1.75%に据え置いた。また、インフレ低迷を理由に向こう2年間は利上げを見込んでいないと表明した。

  ウィーラー総裁は声明で、「金融政策は相当の期間緩和的だろう」と指摘した。同中銀は2019年7-9月(第3四半期)まで金利上昇はないとの見通しを維持した。

  最近の経済指標を見れば、この数カ月間、NZ中銀が示している極めて慎重な姿勢も納得できる。インフレ率はエコノミストの予想よりも鈍化し、下振れする経済成長も市場の期待を裏切っている。ウィーラー総裁は、NZドルの押し上げやインフレの一段の減速を招きかねないとして、将来の利上げ見通しを示すことに消極的なようだ。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト11人の調査では全員が金利据え置きを予想していた。今後の見通しについても、大半が向こう1年は据え置かれるとみている。9日のスワップ取引データによれば、来年8月までの利上げ確率は約85%。

原題:RBNZ Keeps Key Rate at Record Low on Weak Inflation Outlook(抜粋)

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