米当局、NYの金融業者に対する起訴を取り下げ-判事はFBIを非難

米当局はプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社ニューヨーク・グローバル・グループの創業者、ベンジャミン・ウェイ氏に対する起訴を取り下げた。ウェイ氏は3件のリバース・マージャーに関連する詐欺の罪で2015年に起訴されていた。

  ウェイ氏は中国企業による米国市場上場を支援して身を立てた人物。親族を利用し、株式上場させた企業の株式を秘密裏に大量に保有した上で株価を操作したと指摘されていた。同氏は発表文で、「最初から起訴は誤りだった」と述べ、「今回の判断で私の潔白が証明されることになると感謝する」と付け加えた。

  検察当局は8日、今回のケースはウェイ氏の自宅とオフィスへの過度に広範囲な捜索で押収された証拠に「基づく部分が大きい」と説明した。ニューヨークの連邦地裁のアリソン・ネイサン判事は6月、数千ページにわたる証拠文書について、連邦捜査局(FBI)が12年に違法に押収したものだと退け、当局の行為はウェイ氏の憲法上の権利を無視するものだったと非難していた。

原題:U.S. Drops Case Against N.Y. Financier After Judge Slams FBI (3)(抜粋)

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