ウェルズF、自動車ローン巡る新たな問題を米当局が調査-関係者

  • 通貨監督庁と消費者金融保護局がギャップ保険を調べていると関係者
  • 先月は顧客の了承得ずに保険に加入させた可能性を開示していた

米銀ウェルズ・ファーゴを監督する米当局は、同行が手掛けた自動車ローン関連保険の新たな問題を調査している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  これら関係者によれば、米通貨監督庁(OCC)と消費者金融保護局(CFPB)はウェルズ・ファーゴのギャップ保険のプログラムを調べている。規制に関する問題であることを理由に、関係者らが匿名で語った。別の関係者によると、ギャップ保険には連邦準備制度も関心を示している。

  ウェルズ・ファーゴは先週の当局への届け出で、保険契約の「未履行部分に関連した問題」を特定しており、顧客への返金につながり得ると説明していた。ギャップ保険とは、自動車が盗まれたり事故で全損となった場合、顧客の負債額と保険受取額の差額をカバーする保険。

  同行はまた、自動車ローン契約を結んだ顧客に対し、了承を得ずに保険に加入させていた可能性があると先月開示しており、それ以降、同行への消費者の目は再び厳しくなっていた。カリフォルニア州の保険当局は8日、同保険の「不適切な加入」疑惑を巡り、ウェルズ・ファーゴと保険会社ナショナル・ジェネラル・ホールディングスを調査すると発表した。

  ウェルズ・ファーゴは4日の当局への四半期報告で、自動車ローン事業においてさらなる問題の特定や解決が見込まれると説明。具体的には間接融資と関連保険商品の組成や返済などの方法が問題になる可能性があり、当局調査を招き得るとした。

  ギャップ保険に関する連邦準備制度の調査の可能性については米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が7日に伝えていた。

  ウェルズ・ファーゴの広報担当キャサリン・プーリー氏は保険慣行を巡る当局者との協議の可能性についてコメントを控えた。OCCとCFPBの担当者もコメントしなかった。

  同行は発表資料で、ギャップ保険に加入する顧客への返済を将来的には「より着実」に行うことができ、「過去の顧客についても修復」は可能だとみていると説明した。

原題:Wells Fargo Said to Face Regulator Scrutiny on Second Auto Issue(抜粋)

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