ソフバンクが社債最大1兆5000億円の発行登録、企業買収加速の中で

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ソフトバンクグループは9日、関東財務局に社債の発行枠を登録した。発行予定額は最大1兆5000億円で、17日から2年間有効とする。孫正義社長がテクノロジーを中心とした企業の買収を加速する中、資金確保の準備を進める。

  同グループは昨年、英アーム社を約3兆3000億円で買収したほか、米ケーブルテレビ(CATV)第2位のチャーター・コミュニケーションズに買収提案をするなど投資戦略を加速させている。アーム買収資金については、つなぎ融資の借り換えの前倒しも検討しているという。

  発行登録書によると、今回社債で調達する資金の使途は、社債償還や借入金返済、投融資などとしている。

  クレジットサイツのアナリスト、クリス・ウッコ氏は7日付リポートで、買収を加速するソフトバンクについて、さまざまな分野とバランスシートでリスクを取っており、レバレッジは上がり続け回収には何年もかかりそうだなどと指摘した。

  ソフトバンクの株価は昨年から上昇傾向にあり、年初来では13%程度高くなっている。9日は小幅安で推移し終値は8806円だった。

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