イラクとUAE、減産へのコミットメント確認-合意順守と主張

  • 減産合意の順守状況を協議するために産油国会合をアブダビで開催
  • 生産削減を監視する体制に「全ての関係国が全面的な支持表明」

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国による減産合意の順守ペースが遅れていたイラクとアラブ首長国連邦(UAE)、カザフスタンは、UAEのアブダビ首長国で8日にかけて開かれた産油国会合で、減産合意へのコミットメントを確認した。

  OPECはウェブサイトに掲載した資料で、「完全な順守を達成する目標実現」のために生産削減を監視する体制について、「全ての関係国が全面的な支持を表明した」と発表した。マレーシアも会合に出席し、同じ約束を行ったという。

  一部諸国で減産合意の履行が十分に進まない状況を受けて、クウェートとロシアが共同議長を務める産油国会合の開催が決まった。OPEC最大の産油国であるサウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、合意を順守していない産油国への圧力を強めていく方針を先月表明した。

  協議の非公開を理由に事情に詳しい関係者2人が匿名を条件に語ったところでは、イラクとUAEは会合で、合意を順守していないように見えるのは、外部ソースからのデータに基づくOPECの生産推計が誤っているせいだと主張。イラクは求められている減産を実際には完全に履行していると反論した。

  国際エネルギー機関(IEA)のデータでは、イラクの6月の順守率は29%とこれまでで最も低く、UAEも減産を60%しか履行していない数字が示されていた。

原題:OPEC Says Iraq, U.A.E, Kazakhstan Affirm Commitment to Cuts(抜粋)

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