ウォール街、伝説の「宝探し」復活へ-ゴールドマンは複数チーム参戦

  • 新しい宝探しの「コンパス」は9月16日実施
  • 時間は短縮、深夜過ぎで終了-チームも小さく

ヘッジファンド会社パイン・リバー・キャピタル・マネジメントの従業員らは2年前、徹夜のゲームを楽しんだ。ばかばかしいほど難しいウォール街のスカベンジャーハント(宝探し)でマンハッタンを走り回った。

  ブドウの房とボローニャソーセージで作った楽譜、暗号化された駐車標識、黄色の花束を持った謎の女性。こんな目の回るパズルでこの年次イベント「ミッドナイト・マッドネス」はすっかり有名になった。しかしイベントの生みの親で推進役だったエリシャ・ウィーゼル氏は一休みする必要を感じ、イベントは2015年で打ち切りになった。

臭いを嗅いで音符を当てようとする参加者

Photographer: Amanda Gordon/Bloomberg

  これが残念でたまらなかったパイン・リバーの従業員たちは過去1年、「コンパス」と名付けたプロジェクトを密かに進めてきた。新しいスカベンジャーハントで、集まった資金はミッドナイト・マッドネスと同様に慈善団体のグッド・シェファード・サービシズに寄付する。

パイン・リバーのスカベンジャーハント実行委員会メンバー

Photographer: Amanda Gordon/Bloomberg

2013年のミッドナイト・マッドネスでパルズに挑戦する参加者たち

Photographer: Amanda Gordon/Bloomberg

  パイン・リバーの会議室での最近の集まりで、計画者たちは多くを語り過ぎないよう注意した。紙のパズルや場所についてのパズル、面白い小物、暗号などが使われるもようだ。

  彼らが明らかにした詳細は以下の通り。実施は9月16日で、これまでに20チームが参加登録した。あと10チーム分の空きがある。これまでに登録したのはブリッジウォーター・アソシエーツ、ブラックロック、JPモルガン、BNPパリバ、バークレイズ、クレディ・スイス、セコー、トルティノ・キャピタルおよびブルームバーグ・ニュースの親会社であるブルームバーグ・エルピー。ウィーゼル氏が現在、最高情報責任者(CIO)を務めるゴールドマン・サックスからは複数チームが参加するという。

エリシャ・ウィーゼル氏とグッド・シェファード・サービシズの責任者

Photographer: Amanda Gordon/Bloomberg

  ミッドナイト・マッドネスは12-15年に開催された。パイン・リバーは伝統復活に当たって少しルールを変えることにした。夜明けまでの完全徹夜ではなく深夜過ぎまでで終了にする。チームの人数も6人と10人から減らす。資金集めのゴールは1チーム当たり2万5000ドル(約280万円)とミッドナイト・マッドネスの最低5万ドルより低く設定したという。

原題:Wall Street’s Epic Scavenger Hunt Resumes With Pine River Reboot(抜粋)

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