ヘッジファンド、新興市場で大きな利益-09年以来の好成績となる勢い

資金流出に見舞われ、顧客をなだめるために手数料引き下げを迫られるなど、世界のあちこちでヘッジファンドに対する風当たりが強まりつつあるようだが、引き続き大きな利益を生み出している場所もある。新興市場だ。

  調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によれば、レバレッジを利かせた新興国専門のファンドは1-7月のリターンがプラス14%。これは全てのヘッジファンドのベンチマーク指数(プラス3.7%)の3倍を超える好成績だ。2009年には平均リターンがプラス20%となったが、このままいけば、今年はそれ以降で最良の年となりそうだ。

  グラマシー・ファンド・マネジメントの運用に携わるロバート・ラウチ氏は「新興市場のヘッジファンドが今年このように強い成績を残していることは、バリューの追求によるところが大きい。それぞれの格付け水準で、新興市場債のスプレッドは米社債をはるかに上回る状態が続いている。新興市場株は何年も米株価指数に後れを取っており、比較的割安感がある」と述べた。

原題:Hedge Funds Thrive in Emerging Markets for Best Start Since 2009(抜粋)

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