グーグルのダイバーシティー、男女の違い無視と男性従業員-幹部反論

  • 業界で女性が少ないのはバイアス以外が原因の可能性と従業員
  • ジェンダーに関して誤った前提を提示-ダイバーシティー担当役員

米グーグルは、男女間に違いがあるのにそれを無視する「ポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)に基づいた単一文化」を持っていると男性従業員が主張しているのに対し、新任のダイバーシティー担当バイスプレジデントがこうした見方に強く反論した。米シリコンバレーがテクノロジー分野における女性の役割に対してどのように取り組んでいるかをこれは示している。

  エンジニアとしてグーグルに勤めるこの男性従業員はメモの中で、テクノロジー業界で女性が少ないのはバイアス以外が原因になっている可能性があり、グーグルの左寄りの職場文化はこうした問題の率直な議論を妨げていると記した。この文書は急速に広まり、ギズモードが5日、サイトに掲載した。

  このエンジニアはメモで、男性のステータスに対する意欲はより強く、これが「長くストレスの多い時間」を余儀なくされるテクノロジーやリーダー職へと男性を押し上げる一方、「女性は平均的によりワークライフバランスを求める」と主張した。

グーグルのダニエル・ブラウン氏

09: Chief diversity officer & corporate chief of staff for Intel Danielle Mastrangel Brown

  男性エンジニアは、特定の性や人種のみを対象としたプログラムの提供や採用でダイバーシティー候補を優遇する慣行など、グーグルによるダイバーシティーの取り組みの一部が差別的だとして懸念を表明。一連のプログラムの効果と代償に関するオープンな議論などを提言した。

  一方、グーグルのダイバーシティー担当バイスプレジデントに先月就任したばかりのダニエル・ブラウン氏は従業員への公表メモで、エンジニアは「ジェンダーに関して誤った前提を提示した」と指摘。同社はエンジニアの見方を支持したり奨励したりすることはないと説明した。

原題:Google’s Diversity Chief Slams Worker Memo on Gender Inequality(抜粋)

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