中国、制裁強化決議で北朝鮮の核開発阻止可能

更新日時
  • 制裁決議は北朝鮮の年間輸出収入の10億ドル削減目指す
  • 「対話へのドアは依然として開かれている」-米韓外相

中国は国連安全保障理事会が採択した新たな北朝鮮制裁決議について、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発への動きを終わらせるため同国を交渉のテーブルに着かせることを支援するだろうと自信を示した。

  中国の王毅外相は6日、北朝鮮の李容浩外相に対して輸出禁止を盛り込んだ制裁決議に落ち着いて対応し、さらなる挑発を自制するよう促した。マニラでの東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に際して会談した。

  王外相は米国と韓国には緊張緩和を求め、ティラーソン米国務長官との会談後に、制裁決議が「行き詰まりを打開するための状況を生み出した」と語った。

  同相は記者団に対し、「制裁決議の目標は北朝鮮の核開発プロセスを効果的に阻止することだ」と指摘。「制裁は必要だが、最終的な目標ではない。目的は朝鮮半島の核問題を交渉のテーブルに戻し、最終的な解決策を探ることにある」と述べた。

  米本土を攻撃可能な核ミサイルの開発をやめるよう北朝鮮の金正恩委員長に圧力をかけるには、最大の貿易相手国である中国の役割が不可欠。

  ティラーソン米国務長官と韓国の康京和外相は、北朝鮮に対する制裁は同国の打倒を意図したものではなく、平和的な非核化につながるものだと述べ、「対話へのドアは依然として開かれている」とした。韓国外務省がマニラでの米韓外相会談後に声明を出した。

  韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の李容浩外相はマニラで韓国の康京和外相と会談する予定はないという。李外相に同行している北朝鮮当局者を引用して伝えた。

原題:China Counting on Sanctions to Block North Korea Nuclear Push(抜粋)

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