ロゼワイン市場が飛躍的に成長、ミレニアル世代に人気

ロゼワインは飲料市場で最も勢いが強い飲み物の一つとなっている。ロゼは今やワインメーカーや小売業者、卸売業者にとって、赤と白に並びつつある第3の収入源だ。

母の日のイベント用のロゼ

Photographer: Sean Connors

  ニールセンは1月、ロゼワイン市場の規模が年間3億8900万ドル(約430億円)に達したと発表。非発泡性のロゼ市場は過去52週間で57%余り拡大し、ワイン全体の伸び(2%強)を上回る。

  あらゆる人がクラフトビールを称賛する風潮がある一方で、過去5年間の売り上げはワインや蒸留酒の消費が増えていることを示している。CNBCの報道によると、ゴールドマン・サックスは売り上げ停滞を理由に一部の大手ビールメーカーの投資判断を引き下げた。ロゼ市場が飛躍的に成長する一方で、ビール市場の伸びはドルベースで0.6%にとどまっている。

  ロゼワインは缶や箱、40オンス瓶など新たな形態で販売されており、 浜辺やバーベキューでビールに代わる飲み物としてミレニアル世代に売り込まれている。

  ニューヨーク最大のワイン小売業者、アスター・ワインズ・アンド・スピリッツは今年の母の日に大量のロゼを使ったプロモーションを展開した。プロモーションは好調だったため、アスターは来年も実施する方針だ。

  ボストンのワイン会社・ワインクラブの90+セラーズは、ロゼの品ぞろえが前年比70%増加したことを明らかにした。90+セラーズはロゼ市場での地位を強固にしようと取り組んでいる。同社がボストンやシカゴ、ニューヨークで主催する「ロゼ・クルーズ」は完売になるほどの人気だ。

ロゼ・クルーズで盛り上がる参加者

Source: 90+ Cellars

  同社のケビン・メーラ最高経営責任者(CEO)は、ワインの世界でロゼの圧倒的人気の理由は、その気取らなさのためだと話す。「ロゼはエリート的な飲み物を目指していない。われわれはビールの『バドワイザー・ライト』のような感覚でロゼを飲んでいる」と語った。

原題:Rosé Is Seeing Explosive Growth as Summer Rival Beer Goes Flat(抜粋)

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