英ピアソン:人員3000人を削減し減配実施へ-教育事業立て直し加速

  • 人員削減はファロンCEOが進めるコスト削減策の一環
  • デジタル教育に注力したスリムな企業を目指す

ピアソンは従業員3000人の削減と中間配当の大幅カットを打ち出し、予告していたコスト抑制を実行に移した。厳しい業績に見舞われている教育事業の立て直しが狙い。

  人員削減は全従業員の約1割に相当する。ピアソンは4日の発表資料で、削減は管理職に「焦点を合わせ」、オフィス拠点も縮小すると説明。中間配当は72%引き下げ1株当たり5ペンスにするという。同社はこうした措置を講じると先月示唆していた。

  ジョン・ファロン最高経営責任者(CEO)は2019年までに年間3億ポンド(約430億円)の費用を削減し、ピアソンをデジタル教育に注力したよりスリムな企業に生まれ変わらせようと目指している。人員削減はこの計画の一環。米国では大学進学者数が減っている上、オンライン学習などが教科書売り上げを圧迫、同国事業が厳しいためファロンCEOは費用削減計画の加速を余儀なくされている。同CEOは電話会議で、2013年以降に人員を1万人削減したと語った。

原題:Pearson to Cut 3,000 Jobs, Dividend as Education Woes Remain (1)(抜粋)

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