英中銀副総裁:英企業には明確さが必要-EU離脱懸念が投資を圧迫

イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は4日、英経済が上向く条件は全て整っているものの、欧州連合(EU)離脱が同国の投資に影を落としていると語った。

  3日にはイングランド銀が経済成長率予測を下方修正し、カーニー総裁は景気見通しはEUからどのような形で離脱するかに大きく左右されると警告した。ブロードベント副総裁は、企業にとって離脱に関する明確さが不可欠だと論じた。

  一方、ポンド安が輸出企業の利益を押し上げ、多数の企業は生産能力の逼迫(ひっぱく)と世界的な需要増加を目の当たりにしていると指摘。企業は投資を「大規模に増やす」べきだと呼び掛けた。だが実際は、過去1年半にわたりほぼ横ばいが続いている。

  ブロードベント副総裁はBBCラジオに対し、「これはある程度、EU離脱がどのように進行するかの不透明感を反映している」と発言。「とは言え、これは交渉であり、時間がかかるだろう。ある程度見込まれていたことで不可避だ」と述べつつ、「だが、早く方向性が明確になればなるほど、より良いのは明らかだ」と付け加えた。

原題:BOE Says Companies Need Clarity as Brexit Crimps Investment(抜粋)

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