国営ベネズエラ石油:財務報告書の提出で債券保有者に猶予求める

  • PDVSAは財務報告書の提出について8月11日までの猶予を要請
  • 2020年満期の債券は米精製部門株式に対する抵当権を担保に設定

国営ベネズエラ石油(PDVSA)は、財務報告書の提出期限の延期を認めるよう債券保有者に求めている。

  信託契約の受託者である三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が2020年満期の債券保有者に送付した7月31日付の書簡によると、PDVSAは財務報告書の提出について8月11日までの猶予を要請。信託証書では昨年度の監査済み財務報告書を6月末までに提出することが義務付けられており、できない場合は債券保有者がデフォルト(債務不履行)状態にあると宣言する可能性がある。

  PDVSAの担当者はコメントを控えている。

  PDVSAが求める猶予が認められるには、発行済み債券元本の最低50%相当の保有者から承諾を得る必要がある。承諾が得られなければ、発行済み債券の25%を保有する投資家は債務不履行を通知できる。

  他のPDVSA債券の保有者に同様の要請が行われているかどうかは明らかでない。償還期限2020年の債券は、同社の米精製部門シトゴ・ホールディングの株式50.1%に対する第一順位の抵当権が担保として設定されている。

  同債券の価格は、ニューヨーク時間3日午後0時17分時点で2.7セント値上がりし、額面1ドル当たり67.25セント。

原題:PDVSA Asks Bondholders to Waive Financial Reporting Requirements(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE